2011.01.30 Sunday
[Richard Phillips Talks About The Concept Behind Robert Pattinson’s ‘Most Wanted’ Painting] Vanity fair: リチャード・フィリップ氏が自身のロブ画解説-vanity fair ( jan 24 ),bbc ( jan 28 ) 2011 マサチューセッツ州生まれ、ニューヨークを拠点に活躍するアメリカ文化を象徴するアーティスト、リチャード・フィリップスの最新ポップアート展覧会が、1月27日にロンドンで開催されることが24日付vanityfair電子版で紹介されました。巨大キャンパスの写真の上に絵の具でペイントするという画法で、クリステン・スチュワート、ザック・エフロン、チェイス・クロフォード、マイリー・サイラス、テイラー・スイフトフ、そしてセンターに位置するのがロバート・パティンソンのアート作品。人物背景には名声を誇る高級ブランドを配し、アメリカ文化そのものを視覚的に捉え解説しようと存在している作品は圧巻ですね。そのフィリップ氏のロブ画作品解説をあわせて紹介します。またこのアート作品写真の紹介が更に28日付BBC電子版にも掲載されましたので、写真を追加して紹介しますね。 「ウォーホールとポップアート(の時代)の続きから始めてみることにしたんだ・・・スタジオの人間と、たくさん出回っている彼の写真の中から彼の最高の表情をコンテストで決め、パティンソンの最高の一瞬の写真をコンポジットの基と決めた。色鮮やかなルイ・ヴィトンの文字で飾られた背景は、ブランドの架空のコマーシャルながら、彼が大変人気ものとしてのポジションにあることを示すのに相応しい。工夫したのは、彼の表情をどう見せるかではなく、作品の前に立って否が応でも彼の存在を感じられるように描くことだった。僕の描くロバート・パティンソンは、立ち止まることを肯定することによって、常にそこにある存在感と、そして同時に、常に強制された商業的イメージの押し付けの様な親密さから肉体は反抗しているかもしれないという疑問を投げかけている。」 (Click to make bigger) “I decided I would begin where Warhol and pop art left off…After holding a contest within my studio to find the best red carpet face from the constant river of images, a composite was made from the best of the best of Pattinson’s expressions. The colorful and detailed Louis Vuitton background was to suggest a fictitious brand endorsement context that was commensurate with his position as the most popular member of the group. The difficulty became not how to render his face so he could be seen, but how to paint his presence so he could be inescapably felt when standing in front of the painting. My painting of Robert Pattinson began to fulfill its intention of giving pause, to question our relationship to the constant appearance and simultaneous dismissal of our disembodied selves in relation to a system that generates a forced intimacy with commercially enforced exceptionalism.” (Click to make bigger) 面白いのが・・ロブの背景に使用されているのがルイ・ヴィトン、クリステンの背景にはイブ・サンローランが配置さていますね。ヴィトンといえば誰もが一度は持ちたい高級ブランド。何といってもその人気の高さは老若男女、古今東西変わらず絶大な人気のあるブランド。高級ブランドとしての精巧な作りではあるものの、高い人気に裏打ちされる頑丈さ。そんな既存かつ定番といった強いイメージを配しても、まったく染まらない飄々とした彼の存在感は、決して既存イメージや定番という枠に染まりきらない、それでいてしらぬまに最先端に位置している、彼が必ずしも意図したわけではない今の"彼"を物語っているような気がします。 | Check mina | source [vanityfair] via [PattinsonLadies and PattinsonStew][ToR] | source [BBC] via [spunk-ransom] Thanks | Translation cat (English Check mina/ Japan Text Check clara )| |JUGEMテーマ:Robert Pattinson| |